Banteay Kdei   : 僧房の砦

 訪問日

 10Feb2003

 創建者

 Jayavarman 7th
 創建年代  Late 12th
 建築様式  Bayon Style
 宗教   仏教


Banteay KdeiのBanteayは砦、Kudeiは僧房を意味し、よって、僧房の砦と言う意味らしい。

Kdeiは、タイの遺跡にもKuti Rushiと言う名前の付く遺跡があるが、そのKutiに相当し、Kutiは家とか小屋とかと言う意味。語源は同じであろう。




東塔門。
向いには、Sras Srangがある。

Sras Srangは、Banteay Kudeiが造られる前の僧院の王の沐浴用の池である。
その僧院がJayavaruman 7thによって
仏教寺院に改造された。


東塔門には、Bayonと同様の四面仏が
彫られている。













シンハとナーガのテラス。
その向こうには、2番目の塔門が見える。























遺跡を西側から見たところ。



















最後に、この遺跡は、上智大学アンコール遺跡国際調査団によって、考古学、建築学的な調査が行われており、特に274破片の大量の仏像が出土している。
仏像埋納坑等の発掘・調査の様子は、石澤良昭 編著の「アンコールワットを読む」に詳しく書かれている。
興味のある方は、一読どうぞ。




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